東急ハンズトップ > ヒント・ファイル > キッチン > お酒を愉しむ 焼酎編
最近は若い女性にもすっかりファンが広まった焼酎。
芋や麦、米のほかに黒糖なども登場し、バリエーション豊かに愉しめるお酒になりました。
ここでは種類ごとの特徴や、おいしさを引き出す飲み方をご紹介します。
蒸留酒の一種で、穀物・芋類・糖蜜などをアルコール発酵させ、それを蒸留してつくったお酒。アルコール度数は強いものが多く、製造方法等により「甲類」と「乙類」に分類されます。
「甲類」はホワイトリカーとも呼ばれ、連続式蒸留器で何度も蒸留してつくるので、匂いやクセがほとんどありません。一般的に「本格焼酎」と呼ばれている焼酎は「乙類」に分類されます。

- 単式蒸留器により蒸留
- アルコール度数45度以下
- エキス分が2度未満
- 原料に占める穀物や芋類の割合が50%以上


サツマイモが原料で甘い香りと味わいが特徴。使用するサツマイモや麹によって味や香りが変化します。
麦を原料とし、口当たりが軽く、香ばしい味をしめます。麦の中でも大麦が原料になっています。
米を原料とした焼酎で、甘い口当たりと日本酒に似た華やかな香りがあります。製造方法によりすっきりした味わいのものから、濃厚な風味を持ったものまで様々です。
黒糖を原料とした、奄美大島でしかつくられていない焼酎です。非常に甘い風味を持っていますが、後味はさっぱりした飲みやすい焼酎なので女性に人気があります。
その他、ソバ、栗、ごま、しそ等さまざまな原料でつくられた焼酎があります。

焼酎の中に氷を入れて冷やして飲みます。もっともオーソドックスな飲み方で、どんなタイプの焼酎でもおいしく飲むことができます。
特に原酒や無濾過といった個性の強い焼酎はロックにすることですっきり飲めます。美味しく飲むのに一番大事なのは氷です。
家庭用冷蔵庫(冷凍庫)の氷にはよけいな臭いがついているので、市販のロックアイスをお勧めします。
どうしても家で作る場合はミネラルウォーターを使用してください。
ストレートで飲むより香りが際立ち、焼酎本来の個性をより楽しめる飲み方です。上手なお湯割りをつくるには、まずお湯をグラスに注ぎ適温になるまでなじませるのが大事なポイントです。その後焼酎をゆっくり注いでください。
燗をする為の酒器「ぢょか」や「焼酎サーバー」など、焼酎専用の酒器もあります。
様々な飲み方で焼酎をお愉しみください。

ほどよいお酒は「百薬の長」、毎日少量ずつであれば問題ありませんが、つい飲みすぎて翌日体調が悪い…という経験がある方もいるはず。アルコールが体内に入ると胃腸から吸収され、血液に溶け込み肝臓へ。そこで分解されて、最終的には水と二酸化炭素になりますが、分解途中の「アセトアルデヒド」は非常に毒性が強く、その毒性によって引き起こされるのが二日酔いです。(最近の研究では、血中のアセトアルデヒド濃度が下がった後に二日酔いの症状がおこるため、直接の原因ではないのではとの説もあるようです。)

二日酔いの予防方法として、胃をからっぽにしておかないことが大切です。空腹時にアルコールを摂取すると、胃の粘膜をおおうものがないため、吸収速度が速くなります。そのため、おつまみは重要な役割をもっています。お酒を愉しむ際は、お酒にあったおつまみも選んでみてはいかがでしょうか。

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