東急ハンズトップ > ヒント・ファイル > クリーン > 木製床のワックスがけ
磨くほど木のつやは増していくもの。
定期的なワックスがけが、木床の光沢を長持ちさせてくれます。
またワックスには木板そのものを保護する働きも。
天気の良い日には、いつもの掃除にワックスがけを加えてみては?
最近は、床板の材質や塗装の状態(ニスが塗ってあるかどうか)に合わせて、いろいろなワックスが出回っています。ご自宅の床の状態や、それぞれのワックスの違いをよく確かめて、床板にあったものをお選びください。
なお、床用ワックスには大きく分けて、水性タイプの樹脂ワックスと、油性タイプのワックスがあります。ここでは、手軽にできて人気のある水性樹脂ワックスを例に、その塗り方の手順とポイントを説明します。

1.洗剤の調合
床面の汚れ落としには、薄めた中性洗剤か専用クリーナーを使います。汚れがそれほどひどくない場合は、水拭きでOKです。

2.床面のクリーニング
スポンジやぞうきんなどに洗剤またはクリーナーをしみ込ませ、汚れを落とします。とくに油汚れはきれいに拭き取ってください。

3.仕上げ拭き
汚れと洗剤を拭き取る意味で、仕上げ拭きをします。2〜3回、水をよくしぼった布で拭き、あとは十分に乾燥させます。

4.ワックスをつける
ワックスを適当な容器にうつし、きれいに洗って乾いた布や専用の塗布具を浸します。そのあと軽くしぼってください。

5.部屋の奥から塗る
床が完全に乾いていることを確認し、塗り始めは、なるべく部屋の奥から始めます。足場を残しておかないと、ワックス面を踏みつけることになるので、要注意。

6.薄く均一に塗る
塗り方のポイントは、ワックスを木目にそって、一定方向に塗ること。塗り残しがないかどうか、チェックしてください。

7.二度塗り
30分〜1時間程度待ち、触ってもベタつかなくなったら、もう一回重ね塗りします。なお、塗布後のから拭きは必要ありません。


●液体ワックス
もっとも一般的な床用水性樹脂ワックス。床の材質別に、フローリング用、Pタイル・クッションフロア用、玄関たたき用など、豊富な種類が揃っています。

●固形ワックス
缶入りワックス。無塗装の床用、ニス塗り床用などに分かれます。それぞれ、凍らせない(白木用)、火に近づけない(ニス塗り床用)というように、注意が必要です。

●スプレー式ワックス
ちょっとしたワックスがけには、作業が簡単なスプレータイプが便利です。
■ワックスがけのサイクルは、種類によって様々です。ワックス効果が持続している間は、から拭きを週に1回程度行います。
■樹脂ワックスの場合、一度にたくさん塗らず、1回ごとによく乾かして重ね塗りすることが、上手なワックスがけのコツです。
■気温が低い時や雨天で湿度が高い時は、ワックスの乾燥時に白濁することがあるので避けましょう。天気の良い日に風通しをよくして行いましょう。
- 個人情報保護
- サイトのご利用にあたって
- 東急不動産グループリンク
- サイトマップ
- お問い合わせ
- Copyright© TOKYU HANDS INC. All rights reserved.