東急ハンズトップ > ヒント・ファイル > 生活の知恵 > 風呂敷を使いこなす 1

CHECK YOUR HINT

風呂敷を使いこなす 1

001 風呂敷を使いこなす 1

包む中身によって自在に形を変え、
贈り物に上品さと風情をそえる「風呂敷」。
くらしの中の「和」のアクセントとして、
くりかえし使える環境志向のツールとして、
風呂敷はいま見直されています。

風呂敷の歴史と名称の由来

風呂敷は「風呂に入る時は衣類を包んでおき、湯から上がった時に足をぬぐう布」「物を包むのに用いる方形の布」と広辞苑に解説されています。
この1枚の布は、物品の運搬、収納、保護、統括を主な使用目的とした生活用品として古くから知られていますが、包みを目的としたその布の呼び名は古く奈良時代にまでさかのぼります。

奈良時代

衣幞(いぼく):正倉院に所蔵されている御物を包んだ布

平安時代

古路毛都々美(ころもつつみ):装束や衣類を包んだ布

室町時代

平包み(ひらつつみ):現在は包み方の呼び名にありますが、当時は布の呼称でした。このころから風呂と風呂敷を考えさせられる記述が多く見られるようになります。風呂敷との関連では、寺院での施浴が盛んになり、脱いだ衣服を取り違えないように家の家紋が入った布に包み、風呂から上がってからはこの上で身づくろいをしたとされています。

江戸時代

銭湯が発達するにしたがって衣類を包む道具として町人の間に広まり、風呂敷と呼ばれるようになりました。

このような歴史をもつ風呂敷も、現代では真心を包む贈答の道具として、繰り返し使えるエコグッズとして見直されています。

風呂敷のサイズ

着尺の小幅(約34cm)が1幅として、風呂敷の幅の基準となっています。

風呂敷と中身のサイズ

きれいにものを包むには、風呂敷の対角線に対して、中身が1/3程度の大きさであることが目安です。この比率で風呂敷を選べば風呂敷がだぶついたり、布が足りずに中身が見えてしまったりすることなく、美しく包むことができます。

包み方

ビン包み(1本)

割れやすいビンなどの包み方。ビンの口から中身がもれ出さないように、ビンを立てたまま包みます。風呂敷の中央にビンを置き、対角線の上の隅でビンをおおうように結び、残った2つの対角線の隅を交差させて巻き、ビンの腰のところで結びます。

ビン包み(1本)

ビン包み(2本)

斜めに広げた風呂敷の真ん中にビンを寝かせて置きます。手前の隅を向こうにかけ、クルクルと巻いていきます。左右の隅を一気に立てかけ、真結びにします。

ビン包み(2本)

HINT FILEとは?

あなたの生活に役立つ、ハンズの手づくりヒント集です。

→詳しく見る

おすすめHINT FILE

NO1

役立つロープの結び方

役立つロープの結び方

ロープやひもを使うのはアウトドアのみにあ・・

NO2

傘の修理

傘の修理

日本で年間に消費されるビニール傘は500・・

NO3

水洗トイレのしくみと修理

水洗トイレのしくみと修理

何かが詰まった、水が止まらないなど、 ト・・

NO4

粘土の種類

粘土の種類

粘土は子供から大人まで楽しめる工作材料。・・

NO5

電球の種類と特徴

電球の種類と特徴

電球は切れた時だけ替えるもの、と思ってい・・

NO6

かばんを補修してみよう

かばんを補修してみよう

取っ手が壊れた、糸がほつれた......・・

NO7

金属の種類と特徴

金属の種類と特徴

丈夫で壊れにくい金属。 クールな輝きを持・・

NO8

網戸を張りかえよう

網戸を張りかえよう

ガラスは念入りに磨いてピッカピカに。 な・・

NO9

接着剤の選び方

接着剤の選び方

ひと口に「接着剤」といっても、 よく使わ・・

NO10

皮革製品のなおし方

皮革製品のなおし方

愛用の皮革製品も、縫い目がほつれていたり・・